私の歯科技工士人生について ⑭

おはようございます!サシミです!ようやく金曜日ですね。今週ももう少し頑張りましょう!

休みなんて無えよ!と突っ込まれそうですが、私も土曜日も仕事です。休日出勤です。なんだお前も休みないんじゃん?いえいえ、ちょっと再来週の火曜日にとあるイベントに参加する為に仕事を進めておこうと思って。実は私のラボではこういう平日にコンサートへ行くとか、自分の好きな事をやるために午後は休むとかは自由にさせてます。仕事はきちんとやってもらいますよ。というか、イキイキと仕事しています。歯科技工士の最大の利点をラボとしてどんどん自由に取り入れていくのが私のモットーです。

歯科技工士は他の職種よりも、時間の使い方が自由です。基本的に人を相手にする仕事ではないので、納期や、ドクターとのディスカッションに合わせいれば、いつ休もうが、朝何時に来ようが自由です。

これを利用しない手はありません。ただでさえ時間のない技工士がどうやって時間を作るか。これは前にも書きましたが、スピードアップです。自分や、自分の周りだけでスピードの基準を決めてはダメです。視野が狭すぎます。スピードアップには技術的な事はもちろんですが、頭脳プレーも重要です。

 

私が色んな人を見てきてこれは時間のロスだと考えるのは、ドクターと連絡がつかない事です。仕事の中で直接ドクターに聞いてみないと分からない事が沢山あります。例えば、支台歯から隣在歯との距離がある場合コンタクトさせるか否か。対合歯が平面の揃っていない義歯の場合、義歯を新製するか否か。聞きたい事は山ほどあります。これらを確認する為に、歯科医院に電話してもドクターは診察中で昼休みに掛け直してくれと言われるか、手が空き次第掛け直すと言われるかどちらかです。この時間ロスはかなり大きいです。いつ来るかもわからない電話を待ちながら他の仕事を進めるにしても、段取りが狂います。これがいくつもあったらペースが滅茶苦茶になります。仕事を始める前のスタートラインの状態でゴールまでの時間がかなり変わります。

 

次回はスタートラインについて詳しく書きたいと思います。