私の歯科技工士人生について。 ⑦

おはようございます!サシミです。今日は私が普段使用しているステインを紹介したいと思います。

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はい、こちらでほぼ事足ります。両端の粉末タイプのステインはもう売って無いと思いますが。

セラミック系の仕事にはほぼこれだけですが、白帯や白濁にはもちろんホワイトを使用しますが。しかし患者さんは付けないで欲しいと言う方多いです。どうせ入れるなら綺麗な歯を入れたいとおっしゃいます。

もっと沢山の色を使う方、違う材料を使う方人によって違うと思いますが、私はこれがベストだと思っています。歯科技工雑誌などで今でもセラミストの方々が巧みな築盛方法によって、拡大写真でも隣在歯と見分けがつかない程素晴らしいセラミックを製作する技工士もいますが、私にはこんな事できません。と言うか、ここを目指していません。決して上記の方々を馬鹿にしている訳でも、けなしている訳でもありません。逆にリスペクトしています。

技工士には1人1人スタイルが違っていいと思います。自分がどんなスタイルで仕事をするかこれは物凄く重要です。技工士になった時点で決めておかないと、帰れない、寝れない、休めないになってしまいます。

では、実際にスタイルとは何か考えてみたいと思います。まずは、自分はどんな技工士になりたいか。私は架工の人間なので、義歯は作りません。もう作れません。一番の花形はやはり上記の方々の様なセラミストです。本当に凄いですよね。

でも、この人達って本当に稼げているのでしょうか?一般的な技工士よりは確実に稼いでいるとは思いますが、このレベルの仕事をするなら少なくとも年収1000万はないとおかしいです。じゃあ、トップセラミストって技工士全体で何人いるのか?詳しい数字は分かりませんが、10%くらいじゃないでしょうか。しかし、年収1000万稼ぐ技工士はもっといます。トップセラミストにならなくても、自分のスタイルによって人生が豊かに暮らせる様になると思いますし、皆さんにも豊かに暮らして欲しいと願っています。

次回はスタイルについてもう少し掘り下げて考えたいと思います。

今日も一日頑張りましょう!